地元民が密かに教える、雑誌やWebには載ってない(かもしれない?)お勧めのお店や場所をご紹介
糸島で一番有名なのが、この「牧のうどん」。1976年の創業だが、初代はうどん麺の配達をしていたという私の母の同窓生。店内で打たれる太めの麺と地元の昆布で作った素朴な出し(スープ)の調和が絶妙だ。 麺の量も多く、食べても食べても減らない?ので「魔法のうどん」とも言われている。
また、注文時に麺の硬さを選べ、ネギやスープも入れ放題。 なお、スープはヤカンに入れて注文品と一緒に出てくるのでお茶と間違えないように! かしわご飯(鶏飯)も絶品。 初心者には「お子様セット」(肉&エビ天&ゆで卵のミニうどん&ミニかしわご飯付セット:500円程度)をお勧めする。もちろん、大盛や替え玉もある。
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オーストラリア日本大使館やシーホークホテル福岡の総料理長だったオーナーが、かしこまらず、安価に美味しい洋食を食べて欲しいとの願いで開店された食堂で、JR美咲が丘駅の目前にあるが、外見はただの味気ないドライブイン? 初めての人は皆通り過ぎてしまうと聞きくが料理の味は絶品。 ランチは1500円程度でサラダからデザートまで付いており、私はタンシチューとハンバーグが大好き。笑顔が素敵なオーナーは、ちょっと手が空くと店内に出てきてくれるので親近感を感じる店である。ファミレスでちょっとした定食を食べるよりもお得だと思う。
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たしか2006年頃から始まった岐志の牡蠣小屋。 今では13件にもなり、毎年10月〜3月までの週末は外まで行列が出きる賑わいぶり。
各店舗では牡蠣だけでなく、甲殻類や魚の干物、オリジナルの炊込飯や汁物等で来客者を楽しませてくれる。 また、ビール等の飲料持込み可能な店舗もあり、冬でもビニールハウスの中は笑顔と焼牡蠣の香ばしい香りで満ち溢れている。糸島には岐志の他に、加布里や船越、野北、深江や福吉等がある。 各店では、汚れないようにジャンパーを貸してくれるのがありがたい。
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地元民はみんな知っている一番田舎。 何故なら糸島医師会病院(救急センター)のすぐ向側に位置し、糸島牛や新鮮野菜を販売している店舗だからだ。 しかし、最近はひと昔前の賑わいはない。 だが侮るなかれ併設された(公民館のような?)食堂では直営牧場の糸島牛を使った、とにかく柔らかくて美味しい焼き肉や牛丼、カレーを頂くことができる。 フランチャイズの牛丼店に飽きたら、すき焼風の甘辛い牛丼を食べてみる価値ありだ。
ただ注意したいことは、たとえ電気がついてなくても、誰も人が入ってなくても営業中?であるということだ。(お茶、片付けはセルフサービス)
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R202号を前原から加布里へ向かう途中の左側にある小さなラーメン店。
糸島では「一蘭」の本社を筆頭に、今宿の「安全ラーメン」や波多江の「ラーメン 力」、「西谷家」等と実力派ラーメン店の激戦区だが、少し薄い豚骨スープだがしっかりした味で攻めてくるラーメンは美味。 但し、基本日曜日は定休日なので要注意だ。
ちなみに、聚楽ラーメンのすぐそばに「安全ラーメン」という店があるが、上記で紹介した今宿の「安全ラーメン」とは別の店である。 ここは次回挑戦しようと思っている。
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30年前までは前原商店街にあったちっぽけな精肉店だったが、今では超有名店に! しかも、糸島だけでは満足せず、福岡の6店舗を皮切りに、東京・六本木から台湾まで進出した、今、焼き鳥業界で一番ホットな八兵衛。当然の如く味も接客も本物だから納得がいく。
しかし、八島社長は、実は私が以前住んでいた家の2軒隣で、2歳年上のお兄ちゃんだった。 小学校の集団登校時はいつも無口で怖いイメージだった八島の兄ちゃん。 今じゃ焼き鳥業界で超有名になっていてビックリ。 人生、何がどうなるか分からない。(良い意味で!)
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2015年の11月、友人の誕生日会を兼ねて、波多江にある三馬力+1/2に男3人で行ったが、まだ移転したばかりということで、焼き器や排煙設備は現代的であった。 当然ながら肉も新鮮で柔らかかったが、クッパやキムチ等のサイドメニューも手抜きなく美味しかった。
狭い店内だが、気が付くと半分は女性客で埋まっていて、オヤジ3人の肩身が狭かった(><)
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知る人ぞ知る珈琲の名店「三和珈琲館」 昔は有名芸能人も良く通っていたと聞く。 創業は1974年ということだが、1980年代には1杯1000円の「ハイマウンテン」(ブルーマウンテンの中でも最高級品で、当時は長浜ラーメン1杯200円の時代)があり、友人とカッコつけて数回飲んだことがあるが、あの甘く危険な香り?と深い味わいは、今でも鮮明に覚えている。
先日、久しぶりに立ち寄ったが、ここ数年は不作でブルーマウンテンが入ってこなくなり、ハイマウンテンは現在販売中止中とのこと。 ちょっと残念だったが節約、節約!
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場所的には糸島半島と唐津の中間地点になるので「糸島」ではないが、海鮮料理では絶対に外せない優良海鮮食事処。 店舗は旅館と温泉を兼ねているが、昼食から夜20時半まで新鮮かつ美味しい海鮮料理が楽しめる。
私の一押しメニューは「アジ丼の湯上りセット」(1400円)で、食事後に併設の露天風呂に入れる。 また煮付定食も絶品で、食べた後の煮汁を持ち帰る客もいる程である。 もちろんイカの活き造りも安価に食べられる。
鮮魚を堪能した後に、玄界灘に沈む夕日を見ながらの露天風呂は最高だ。ちなみに、ここのオーナー夫婦も糸島在住である。
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糸島野菜は有名になったようで、毎週末になると近隣の市や街からJA糸島産直市場の「伊都菜彩」へ集中しているようだが、実は地元民の大半は行かない。 地元民が買う直売所は、近隣の農家の方が畑で取ってきて直接持ち込むお店だ。だから新鮮で安い。
しかし、キュウリやトマト等、多少曲がっていたり、大きさがまちまちだったりと規格外品が多い。 このような小規模直売所は糸島市内のあちこちにあるのでありがたい。
・所在地 :福岡県糸島市二丈石崎337-1
・営業時間:8時〜17時半(正月は定休)
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上記の「曲がり田の里」同様、地元民愛用の野菜直売所である。ここは曲がり田の里より規模が小さく、車も4,5台しか停められないが、とにかく野菜は新鮮で安い。 但し、品物や天候によっては、午後に行くと売り切れてしまい、乾物やお惣菜しか残っていない日もあるので要注意。
店内に入ると、商売っ気のまったくない気さくなおばあちゃんがレジ前に座っていて、いつも地元のみなさんと井戸端会議をやっている感じの”ほんわか感”満載のお店である。 お店の回りは、山と田んぼと畑のみで、車が通らない時は鳥のさえずりが聞こえてくる、まさに自然の中の直売所である。
・所在地 :糸島市飯原2118-3(大野城二丈線)
・営業時間:8時〜16時(火曜日、木曜日は定休)
A:4 B:3 C:4 D:3 E:4 (C:は「味」ではなく「質」で採点)
雉琴の市に隣接している湧き水の汲み場。 昔、この湧き水の行水で子供のあせもが綺麗に治ったこともあると言われている。 水は無料で24時間汲み放題(出っぱなし)だが、蛇口は1か所のみで、しかも多少遠慮気味に出ているので日中は根気よく待っていなければいけないこともしばしば。
知る人ぞ知る水汲み場だが、先日の夜9時頃に行った時に一緒になった方に聞いてみたら、なんと春日市からわざわざ汲みに来たとのことだった。
糸島には、この他にも科学的に効能が立証されている万蔵鉱泉(二丈町)の「希望の水」と、二丈温泉「きららの湯」のラドン源泉水、粋透水の「飲む天然温泉水」等があるが、実は我が家も74mの井戸を掘っており、水質検査も良好で、新鮮で美味しい水を毎日頂けるのは、自然豊かな脊振山系の恵みだと感謝している。
A:3 B:2 C:5 D:4 E:4 (C:は「味」ではなく「質」で採点)
※以上は、あくまでも私の独断と偏見で選別・コメントしているのでご了承ください。